鬼舞辻無惨は「鬼滅の刃」の世界で最も恐ろしい存在だ。全ての鬼の親玉で、自分の血で人間を鬼に変える力を持ってる。見た目は普通の人間みたいだけど、中身は全然違う。 無惨の性格はとにかく自己中心的で傲慢。周りの人間や鬼を全く気にせず、自分の思い通りにならないとすぐに怒り狂う。でも同時にすごく臆病で、自分が死ぬことを異常に恐れてる。この矛盾した性格が、無惨をより危険な存在にしてるんだ。 彼は部下の鬼たちを完全にコントロールしてて、自分の都合で使い捨てる。でも自分は直接戦おうとしないし、危険を感じると逃げ出す。人間社会に紛れ込んで姿を隠すのもうまくて、何百年も鬼殺隊から逃げ続けてきた。 無惨の目的はただ一つ、自分が生き延びること。そのためなら何でもするし、誰でも犠牲にする。作者は無惨のことを「人間というより昆虫に近い」って言ってるくらい、人間らしい感情がないんだ。 そんな無惨は主人公たちにとって絶対に倒さなきゃいけない相手で、物語の最大の山場になってる。要するに、超強くて賢いけど、最悪の性格を持った究極の悪役ってことだね。