
やっぱり……そうか……そうかなとは……思ってたんだけど……
作品名:
『ヒストリエ』は、岩明均によって描かれた歴史漫画で、古代ギリシャを舞台にしています。物語はアレクサンドロス大王に仕える書記官エウメネスの生涯に焦点を当て、彼の冒険や人間ドラマを描いています。独自の視点で歴史の裏側を探りつつ、緻密な描写や詳細な資料に基づいたストーリーテリングが魅力となっています。古代世界の政治、戦争、文化を深掘りしており、歴史好きにもたまらない作品です。アートスタイルも非常にリアルで、登場人物たちの感情や雰囲気を見事に表現しています。2004年から連載が始まり、高い評価を受けている一方で、1巻ごとに緻密な描写が多いため、刊行ペースはゆっくりです。この作品を読むことで古代ギリシャの文化や歴史を新たな視点で楽しむことができます。
キャラクター名:
ヒエロニュモスは「ヒストリエ」に出てくるエウメネスの義理の兄さ。実は血のつながりがないんだけど、本人は気づいてなかったみたい。
ちょっと驕り高ぶってて、才能ある弟のエウメネスを妬んでたんだ。でも、家が没落しちゃって、結局ヘカタイオスに頼って生きてる。
面白いのは、エウメネスと再会したときの反応。昔の嫌な感情は消えてて、むしろエウメネスの無事を喜んでるんだ。長年のコンプレックスも正直に話しちゃう。
エウメネスも兄として認めて、優しく別れを告げるんだよ。
ちなみに、この兄弟設定は漫画のオリジナルらしいよ。歴史上は親しい関係だったってことしかわかってないんだって。
用途: